'ABS警告灯の 点灯'
- 2005/06/21 00:00 JST
'以前利用していたブログから転送しました。。
元投稿日
2005年06月21日
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ABS警告灯が点灯するというタウンエースノアが入庫しました。
ABSの警告灯はシステムのどこかに異常を感じた場合、ユニットが運転者への警告のために点灯させます。
これが点灯してもブレーキの機能には影響はなく、通常のブレーキは普通に利きます。
さて、ユニットにどのような異常が入力されているのか確認するために自己診断をチェックします。
エンジンルームのダイアグノーシスコネクタの短絡でも確認できますが、今回は外部診断機を接続して
チェックしました。
その結果
ということで、右フロントのセンサーから異常の信号が入力されたようです。
ちなみに左の端にある「31」ですが、このコードの場合はショートであるとか、断線のときのエラーではなく、以下のいずれかの時に表示される警告です。
10km/h以上で走行中、スピードセンサーから5秒以上信号が途絶えた時。
又は
15km/h以上で走行中、7回以上の瞬間的な信号の欠落があった時。
又は
20km/h以上で走行中、以上信号が連続して5秒間に75回以上発生した時。
となっております。
なんのこっちゃ?っていうかんじですが、ようは、センサーからの信号に以上が発生した時です(^^;)
簡単にまとめてしまいました。。
このあと、一度自己診断の内容を消去し、再度試運転を行いましたが、途中異常信号が入力され、警告灯が点灯しました。
これにより、異常が継続していることがわかります。
まずはとりあえずということでタイヤの空気圧をチェック、4輪とも異常なしでした。
さて、一番に疑うところはセンサー本体なのですが、センサーにパルスを発生させる部品に異常があっても同様のエラーを拾うはずです。
センサーを交換してしまう前に、目視確認しておきましょう。
次の写真はディスクローター中心のハブの内側に取り付けられているパルスを発生させるパーツです。
中心の穴の周りにあるぎざぎざがその部分です。
目視で確認したところ特に欠けもなく異常は見当たりません、ぎざぎざのリング部分だけ部品としてあるのなら
交換しておこうかと思ったのですが、あいにくハブASSYになるとのことで、今回は予算の都合もあり、溝の掃除だけしてそのまま再使用しました。
こちらの写真はローターをはずした部分のシャフトのすぐ右にセンサーの先が見えています。
このセンサーを新品に交換しました。
これがセンサー単体の写真です。(新品)
このあと全て組み付けて、自己診断を消去して、試運転。
かぎられた時間内での試運転の結果は、点灯なしで修理完了です。
自己診断の消去の方法ですが、ダイアグコネクターを短絡し自己診断が表示されている時に「3秒間の間に8回以上ブレーキペダルを踏む(ブレーキランプを点滅させる)」で消去されます。'
元投稿日
2005年06月21日
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ABS警告灯が点灯するというタウンエースノアが入庫しました。
ABSの警告灯はシステムのどこかに異常を感じた場合、ユニットが運転者への警告のために点灯させます。
これが点灯してもブレーキの機能には影響はなく、通常のブレーキは普通に利きます。
さて、ユニットにどのような異常が入力されているのか確認するために自己診断をチェックします。
エンジンルームのダイアグノーシスコネクタの短絡でも確認できますが、今回は外部診断機を接続して
チェックしました。
その結果
ということで、右フロントのセンサーから異常の信号が入力されたようです。
ちなみに左の端にある「31」ですが、このコードの場合はショートであるとか、断線のときのエラーではなく、以下のいずれかの時に表示される警告です。
10km/h以上で走行中、スピードセンサーから5秒以上信号が途絶えた時。
又は
15km/h以上で走行中、7回以上の瞬間的な信号の欠落があった時。
又は
20km/h以上で走行中、以上信号が連続して5秒間に75回以上発生した時。
となっております。
なんのこっちゃ?っていうかんじですが、ようは、センサーからの信号に以上が発生した時です(^^;)
簡単にまとめてしまいました。。
このあと、一度自己診断の内容を消去し、再度試運転を行いましたが、途中異常信号が入力され、警告灯が点灯しました。
これにより、異常が継続していることがわかります。
まずはとりあえずということでタイヤの空気圧をチェック、4輪とも異常なしでした。
さて、一番に疑うところはセンサー本体なのですが、センサーにパルスを発生させる部品に異常があっても同様のエラーを拾うはずです。
センサーを交換してしまう前に、目視確認しておきましょう。
次の写真はディスクローター中心のハブの内側に取り付けられているパルスを発生させるパーツです。
中心の穴の周りにあるぎざぎざがその部分です。
目視で確認したところ特に欠けもなく異常は見当たりません、ぎざぎざのリング部分だけ部品としてあるのなら
交換しておこうかと思ったのですが、あいにくハブASSYになるとのことで、今回は予算の都合もあり、溝の掃除だけしてそのまま再使用しました。
こちらの写真はローターをはずした部分のシャフトのすぐ右にセンサーの先が見えています。
このセンサーを新品に交換しました。
これがセンサー単体の写真です。(新品)
このあと全て組み付けて、自己診断を消去して、試運転。
かぎられた時間内での試運転の結果は、点灯なしで修理完了です。
自己診断の消去の方法ですが、ダイアグコネクターを短絡し自己診断が表示されている時に「3秒間の間に8回以上ブレーキペダルを踏む(ブレーキランプを点滅させる)」で消去されます。'