'タイヤって１．６ミリのスリップサインがあり、タイヤのトレッド面にこのマークが出れば「使用限界」で車検にも合格しなくなります。

実際には１．６ミリになるころには雨水の排水性が非常に悪くなり、濡れた路面では非常に危険になります。

少なくともスリップサインがでるちょっと前には交換しておきたいものですね。

でもサンデードライバーさんのお車の場合、スリップサイン前に交換をお勧めすることがあります。

' 'それは、タイヤの劣化です。

タイヤはご存じのようにゴムで出来ています。
このゴムが経年劣化で傷んできます。

最も顕著な症状はゴムのひび割れです。



この写真はタイヤのサイドウォール（側面）の写真です。
タイヤにプレスされている文字の横にひびが入っているのがわかると思います。

もう一つ



こちらはタイヤのトレッド面です。
こちらもひびが走っています。

さて、このタイヤ実はまだ５０００キロほどしか使用していません。
ただ使用年数が５年なのです。

５年目の車検に入庫した車のタイヤなのですが、年間走行１０００キロ。
５年で５０００キロです。

タイヤの山はまだ十分にあります、８分山くらいでしょうか。
でもこれだけひびが入っていると、もう交換しなくてはいけません。

タイヤは山があっても６年が使用限度と言われているのもこのあたりですね。

このひびですが、そのまま使っているといたるところからエアー漏れしてきます。
気づかずに高速走行してしまうと、最悪バーストしますよ。'