輸入車整備のために ボッシュシステムテスター&アナライザーの導入
- 2010/01/01 18:30 JST
昨年の夏ごろに、ボッシュシステムテスターを導入しました。
各メーカー車両の診断コネクターに接続し、エンジン、ミッション、ブレーキなどのコンピューターと通信するシステムテスターKTS
エンジンのセンサーやアクチュエーターに直接接続し、各種コンポーネントのテストを行うことのできるアナライザーFSA
などです。
「全文表示」でもう少し詳しくご説明します。
今や、国産車も輸入車もすべてコンピューターで管理されています。
もちろん国産車のテスターは完備していたのですが、輸入車の整備をする上でボッシュのテスターは必需品です。
『KTS』このテスターは国産車はもとより、輸入車の診断も可能で、特にヨーロッパ車の分野では最高峰のテスターです。
『FSA』このシステムアナライザーはセンサー、アクチュエーターなどのテストをが出来るだけではなく、擬似信号を出力し、不調箇所を確実に診断することが出来ます。
また、一般の整備工場に配備されている車検のためだけの排ガステスター(CO,HC)からさらに進んで、エンジン診断に役立つ4ガスの排ガステスター(CO,HC,CO2,O2)を備えています。
これらのテスターを『ESI』というソフトウエアが統合し、トラブルコードからの、トラブルシューティング方法や、ホイールアライメントデータ、メンテナンススケジュール、ベルト類の取り換え要領、さらに配線図にいたるまでの広範囲にわたる技術情報を提供してくれます。
このソフトウエアは年間4回のバージョンアップがあり、常に最新の情報が更新されていきます。
今や整備情報がなければ、勘だよりの整備では確実な整備は出来ません。
阪神オートでは、今年ボッシュの開催する研修会にも積極的に参加し、更なる技術レベルを上げていきます。
神戸でボッシュテスターによる輸入車整備・修理は阪神オートへ