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'最近のCVTはよくできてるなぁ~ な、お話'

  • 2005/07/29 00:00 JST
'先日日産のティーダ・ラティオをたっぷり乗る機会がありました。
たっぷり乗ると言っても、一日足代わりに使わせてもらっただけなのですが、改めてよくできているなぁと感じました。


ご存知かと思いますが、この車は去年の終わりごろにサニーの後継車として日産が自身を持って投入した車です。
エンジンは1500と1800を搭載、デザイン的にはよくあるセダンなのですが、後席の空間は抜群に広いし、室内の作りなどはこのクラスにしては大変よく出来ていると思います。

このたびは
「1500~1800くらいのセダンで何かお勧めはないですか?」とお客様に相談を受けまして、今私が一押しのティーダ・ラティオをお勧めしたのです。

そのお客様の来店予定日がたまたまディーラーさんの定休日の日に当たってしまったため、懇意にしている営業さんに無理をお願いして、定休日の前日から試乗用の新車を1台お借りしておいたのです。
で お借りしている間、足代わりに使わせていただきました。 :-)

ミッションはこのクラスの日産車ではすっかりおなじにみになったCVTです。
実はお借りしてすぐ、このCVTの出来のよさに驚きました。

「あれ?これって普通のオートマチックだった?」って一瞬思ってしまったのですが、CVT独特のシームレスな加速を体験して初めてこの車がCVTであったことを認識できたのです。
アクセルを踏み込んだ時のレスポンスとでも言うのでしょうか、踏み込んですぐに車速があがる感じが今までのCVTよりもはるかによく出来ています。

今当店で代車で用意しているプリメーラのワゴンはハイパーCVTです、私の親父が個人的に乗っているセレナもCVTです、普段からこれらのCVTに乗っているのですがアクセルを踏み込んで加速しようとすると、エンジン回転が先にヒュ~ンってあがって、それからやおら車速があがってくる感じがして、この間がすごくもたついていたんです。

それに比べ、このラティオは「いや~ すごい!」って思えるくらい進歩していました。
踏み込むと一瞬でミッションが変速して、エンジン回転が上昇、速度も上昇、ちょっと言い過ぎかもしれませんがこれらがほとんど同時なのです。

振り返れば何年前でしょうか?
CVTの出たころは、オートマ特有のクリープ現象(Dレンジでブレーキを放すだけで動き出す現象)もないものでした。
車庫入れ時のようにゆっくり進みたい時は、どうにかならんのかい! って思えるほどギクシャクして、それはそそれは使いにくいものだったんです。
気になる独特のアクセルレスポンスも、「CVTってこんなもの」ってあきらめてさえいました。

それからどんどん改良され、ここにきては「これからは絶対CVTやなぁ」と思わせるだけの出来になったように思います。

っと いいつつも、実は今愛車にしている、スズキの250のスクーターなのですが、これがスクーターでありながら、マニュアルミッションだったら面白いのになぁと思っている 車もバイクもマニュアル好きの親父なのですが。 :lol:'