６月も最後になる昨日キューブをご注文いただき落札してきました。

今回のお客様は本当は事故をしたヴィッツを修理してほしいと来られたのですが、見積段階で保険やさんに出すようなきちっとした見積で５０万円クラス、なるべく中古品を使って安く安く修理したとしても３０万円クラスの修理になるくらいの大きな事故でした。

左側面の前から後ろまで総替えでフロントとセンターのピラーが歪んでいました。

もちろんこれくらいの事故になると車両保険で修理するのが一般的なのですが、よくよく調べていただくと不幸なことに車両保険には加入されていません。
ということは実費の修理ということで大変な痛手です。

もう一つ不幸なことにこの事故は相手がある事故で、状況としては左に駐車していた相手の車が急に走行車線に出てきたために普通に走っていたこちらの車の左側がぶつかったんだそうです。

普通ならこういう場合は悪くても７：３で相手に７割の過失があり、ヴィッツの修理代の７割を負担してもらえることになるのです。

で、なにが不幸かというと事故後警察を呼ばずにその場で当事者間で電話番号だけを交換し合ってしまったために、聞いていた電話番号は他人のもの、相手の車の登録番号も、免許証も確認してなくて、相手に連絡が取れないという始末です。

ですんで修理の全額を自分もちということになってしまったわけです。

もちろん修理をすれば十分に乗れるのですが、反対の右側も結構傷んでいるくるまで最終的には乗り換えを決断されました。

ちょっともったいない話ですね。

事故を起こしたあるいは巻き込まれた場合はどんなに小さな事故でも必ず警察を呼びましょう。

事故の後ってなかなか冷静に対応できませんよね、確認しておかないといけないことがたくさんあるのに、今回のようにそのまま帰ってきてしまうと、あとで困ったことになる場合があります。

警察さえ呼べば必要なことは全て警察が確認してくれますので、今回のように逃げられてしまうこともありません。

しかし、相手も悪質ですねぇ。。