大連(中国)の交通事情(1)
- 2007/11/10 10:28 JST
先日中国の大連へ行ってきました。
大連とは広大な中国の東沿岸部で北よりに位置しています。ちょうど朝鮮半島の付け根の西側の遼東半島の先っぽです。
人口は650万人だそうですごい人口ですね。
この地の交通事情とはいえ、仕事柄自動車の交通事情を見てきました。
通行は日本とは逆で右側通行です、ハンドルももちろん左ハンドルです。
郊外へでも行かない限り町にはかなりの交通量があります。中心地では交通渋滞も結構発生していました。
車の量の割にはは信号の数がビックリするくらい少なく、町の中心地へ行かない限りはほとんど信号は見かけません。
それも相当大きな交差点で交通量もかなり多いのに信号がありません。
一旦停止もないのでどちらが優先道路なのかってあまり気にせずにみんな交差点に侵入してきて適当に横断したり、右左折します。
このあたりがタクシーやバスに乗っていても日本の交通に慣れていると非常に怖い思いをします。
左右逆なので日本の方向で説明すると、交差点で右折するのに右方向から車が来ていても相手が急ブレーキを踏まない程度ならそのまま交差点に進入し、左からの車が来ていても急ブレーキを踏まさない程度ならそのまま合流します。
逆Y字合流の交差点なんかでも信号がないので、二方向から来た車は阿吽の呼吸で合流します。
いぁやここでは私は運転できません。。
さらにわをかけるように、このルール無用の自動車に人間が混ざります。
人は平気で車の前を横切り横断しようとします。
車も人をひかない程度にしか減速しないので、車と人の間隔とスピードの関係が日本とはぜんぜん違います。
交差点でも横断歩道はあるものの信号がないので、車は止まらない、人も遠慮しないので上の写真のようになります。
この写真実は車は普通に走っています。。
人は道路を横断しようとして途中でできなくなれば道の真中で平気で止まりますし、車はその人を横断させてあげようとも考えずに、人のすぐ脇を平気で走り抜けます。
片側5車線のとても幅の広い道路を観光バスに乗っていて、何気に右隣の車線を並んで走している路線バスを眺めていると、観光バスと路線バスのあいだの空間に人の頭が通り過ぎました。
ビックリして後を振り返ってみると、道の真中に人が立ち止まっているんです。さすがに「ありえね~」って思ってしまいました。
この国の交通ルールはなるべく右側を走りなさい、というのと、なるべく信号は止まりなさい。。
この二つだけじゃないかなって気になりましたね。
国際免許を取ってこの国で車に乗ることは避けたほうがよいですよ。^^;