とある大手買取店の夜逃げ
- 2008/06/03 08:46 JST
先日お客様からこんな相談がありました。
「買取店に車を売った友人がいて、1ヶ月たっても名義変更されていないようなんですが、そういうことってあるんですかね?」
というものでした。
詳しくお話を聞いてみると、大手買取チェーン店のユー○ス西宮店に280万円の約束でスカイラインを買い取ってもらったものの、現金ではなく銀行振り込みの約束になり、約束の期日になっても振り込まれず、その後何度か催促するも、機械の不調だとかの理由で、1ヶ月近く買い取り代金をもらえなかった。
そんな調子なので、直接現金を持ってくるように神戸市内で待ち合わせしていたが、結局先方は現れず。
そこで西宮店に行ってみると、なんと看板がはずされて、既に夜逃げ状態。
ユー○スの本部に問合せをしてみると、ユーポス
「フラインチャイズの独立経営なので本部では関知しない」
とまったく相手にしてもらえず。ユーポス
何人かの被害者がいるらしく、どうも取り込み詐欺の感じ。
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と、こんなお話でした。
倒産しているのであれば、債権者として裁判でもするしかないですよね。
しかしユー○スの本部はまったく知らん顔なのでしょうかね、ビックリします。
大々的にコマーシャルしてる会社なんで、店舗が独立経営っていっても、看板を信用して車を買ってるんですから、恐ろしい話ですね。
こういう買取店からは現金決済が基本ですよね。
さて、話を最初に戻して
「買取店に車を売った友人がいて、1ヶ月たっても名義変更されていないようなんですが、そういうことってあるんですかね?」
というご質問の回答です。
通常、買い取り店に売られた車はすぐにオークションに回されます。(ユー○スからの車はそのほとんどが大阪の某オークション会場へ回っていくそうです)
名義変更できないような「金融物」の車と違い、名義変更の書類もそろった買取車の場合は、安く買いたたかれる闇の金融物とはならず、ちゃんとした相場で処分できるオークションに流れます。
今回ご質問のお客様もこの点が気になっていたそうで、名義変更されないまま乗られているんじゃないかとご心配されていました。
今回の場合はおそらくオークションに流れているはずで、そのオークションで誰かに買い取られた場合、買った側の名義変更の期限は、オークションの開催月の翌月末までの期限があります。
4月開催のオークションの場合は5月末までの期限があるわけです。
4月に売却されたそうなので、6月に入った今頃はきっと名義変更されているでしょうね。