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デュアルクラッチトランスミッションフルード

  • 2014/06/19 11:47 JST

DCT DSGフルードの交換についてはこちらをご覧ください。

デュアルクラッチトランスミッションフルード(DCTF)交換の必要性について

DCTFもオイルの一種であり、使用すればするほど劣化が進むため、DCTFに求められる性能を維持し続けるのは困難です。
性能を維持するために定期的な交換をお勧めします。

 dct dsg フルード交換

DCTフルードの交換は専用の機械を使い、診断機を接続しながら交換する必要があるため、簡単には交換できません。
交換作業は当社にお任せください。


当社で使用するDCTフルードの紹介    

 MOTUL MULTI DCTF

MOTUL [MULTI CTF] はデュアルクラッチトランスミッション用フルードであり、高性能なベースオイルはスムーズな変速とすぐれたトルク伝達を達成します。

また湿式・乾式両デュアルクラッチ機構にも対応し、多くのデュアルクラッチ搭載車両に適応します。

デュアルクラッチトランスミッションは「ダイレクト感のある加減速」や「燃費面で有利」などのメリットが有ります。

MOTUL [MULTI CTF] は耐ジャダー性、トルク伝達機能、ギア保護性能に優れたデュアルクラッチトランスミッションフルードです。

◎化学合成オイル(Technosynthese®)

motul multidctf

 DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の特徴

基本的な構造はマニュアルトランスミッションと似ており、エンジンからの動力はクラッチを介してギアに伝え、ギアの組み合わせを変えて車軸に伝達しています。
名称はクラッチを2系統持つことに由来しています。

DCTではクラッチとギアが奇数段・偶数段の2系統に分かれており、交互につなぎ変えながら変速を行っています。
変速時には次のギアが待機状態(たとえば2速走行時には、1速または、3速のギアが待機している)であり、もう1系統のクラッチにつなぎ変えることで変速に要する時間が極めて短いことが特徴です。、

トルクコンバーターを用いないためその出力損失がなく、またCVTより制御油圧発生のロスが少ないため、「燃費面で有利」、「ダイレクト感のある加減速が可能で運動性能、燃費性能が向上する」などのメリットが有ります。

地球環境への適応が一層求められている現代の自動車業界において、そのメリットがユーザーに認知されたことにより急速に採用が拡大しているシステムです。


主要対応規格

日産:Nissan Genuine Transmission Oil R35 Special 相当
三菱:Diamond Queen SSTF-1 相当
メルセデス・ベンツ:MB236.25 相当
BMW:BMW DCTF-1 相当、Part Number83 220 440 214 相当
アウディ:G052 182 相当、TL52 182 相当
フォルクスワーゲン:G 052 182、TL52 182 相当
ポルシェ:Part Number 9734 S2 相当
フォード:WSS-M2C-936--A 相当
ルノー:BOT 450 相当
シトロエン:PSA Part Number9734S2 相当
プジョー:PSA Part Number 9734 S2 相当
フェラーリ:TF DCT-F3 相当
ボルボ:BOT 341 相当
セアト:G 052 182、TL 52 182 相当
スコダ:G 052 182、TL 52 182 相当

※ZF承認規格「AF TE-ML11」に適応